いつのまにか選んでしまう

○○vs●●
2つの選択肢を用意し「VS」という言葉で対決の印象を与えますが、どちらも引き立てあいます。
（一例）
・肉メインVS魚メイン！　新鮮ランチをご用意！　
・A型看板VS袖看板　どっちが効果的？　
・キレイかカワイイか　○○メイクでどっちも手に入れる

戦わせておいて結局どちらもいいという、○○と●●、それを見ているこちらもみんなお得という状態ですね。

○○が競う
まわりから一目置かれている存在が競い合うことで良いものが生まれるという意味。
（一例）
・筑後の飲食店10店舗が競う人気メニューめぐり
・若手スタイリストが競う　秋の新作ヘアアレンジ5選
・インストラクターが競う　本格ダイエットメソッド指導

○○対決
ある同じ分野で比較されているという言い回しです。
（一例）
・デザイン対決！　お好きなギフトセットに投票するだけ抽選
・海の幸対決！赤身魚と白身魚、どっちがいい？
・お値打ち対決！△￥1,000　Aコースと合計から10％OFFはどっちを選ぶ？　　　
どちらも試したくなり、選ぶのに意外と時間がかかるかもしれません。

○○比べ
比較するものを提示し、くらべることに注意を向けさせます。
（一例）
・海の幸食べ比べ！北海道と日本海！好きなのはどっち？　
・糸島カフェくらべ　あなたのお気に入りはどこですか？　
・福岡飲食店お得ランチ比べ

選択肢のどちらも選ばない、まったく別の選択をするという手段もあるのに、AかBかを聞かれるとどちらかをつい選んでしまうんですね～。看板を立てることを選ばなかった方は、吊り看板はいかがですか？