当店ではなく「お客様」を考える設置方法

一般的に看板は真正面を向いているときが多いです。それは、間違いではありません。当たり前なことです。
真正面を向いている看板は自己主張をしていて、「いらっしゃい！」と言っているのと当然です。
しかし、お客様の目線を考えるとあまり宜しくないです。

人は歩きながら周りを見ます。当然なことに、真正面に立って看板や店を見る人はそこに用がある人が多いです。
そういう人たちにはA型看板が正面を向いて「さあ、読んでごらん、当店はこんなにすごいんだよ！」と、伝えるのが良いですが、普通に街を歩いている人にはタダの看板、若しくは行き先を邪魔するものと認識するときもあります。

ずっと真正面の話になっていますが、屋外看板を設置するときは人々の進行方向が多いところに向かせるのが一番です。正面ではなく、横に設置されていることによって遠くからも「あ、あそこは○○なんだ」と認知でき、気を向かせることができるのです。

特に車で通る人たちは正面の看板を見ることが中々できないです。信号で止まらない限り、わざと見る人は少ないでしょう。

なので看板を設置するときは真正面だけでなく、横、反対側、で写真を撮って、看板を設置する上に邪魔になる木や他の看板、電信柱はないかチェックすることが大事です。